借入れ理由のトップは生活費の補填

統計上、生活費の補填に消費者金融を利用する人は、借入れ理由の約30%で最も多いとされています。

しかし、消費者金融の借入れによる生活費の補填が多重債務を招いてしまうのかと言うとそうではなく、『急な物入りがあって給料日まで待っていられない』場合に、『給料が入ればすぐに返済できる』のであれば問題はありません(厳密に言えば、急な物入りがあっても借金に頼らない日ごろからの貯蓄や節約が必要ですが)。

問題なのは、生活費の補填で借りた借金を完済しないうちに次の借金をしてしまうことです。

もともと支出が収入に見合っていないから借入れによる生活費の補填が必要なわけで、それが完済されないうちに次の借金をすることは多重債務の第一歩です。

不安定な収入に期待は禁物

会社員であればボーナスを返済に充てることを見越して、高額商品をクレジットカードやショッピングローンで購入する人がいますが、これには少々危険が伴います。

と言いますのは、ボーナス払いは利用時より数ヶ月先のことが多く、それまでに急な出費が発生する可能性もありますし、ボーナスが期待通りに支給されない場合もあるからです。

上記のように、生活費の補填を消費者金融で行っている場合でも、『ボーナスが入ったら一括精算する』つもりで借金を重ねていますと、同じように不測の事態が発生した場合に生活を圧迫してしまいます。

高額のボーナス払いを利用するときは、急激な経済状態の悪化があったとしても支払に困らないよう、ある程度の貯蓄をしておくことが望ましいと言えます。

貯蓄がどうしてもできない方は、ボーナスが実際に支給されてから買い物などをするように心がけておくだけでも多重債務の防止に役立ちます。

容易に消費者金融のフリーローンを選択する

急な出費であせる気持ちは分かりますが、審査が比較的緩い代わりに金利が高い消費者金融のフリーローンを数社から借りるのも考えものです。

消費者金融や銀行には比較的金利が低い『目的別ローン』が用意されていますので、まず自分の資金使途がそれに該当していないかを最低限チェックしましょう。

あせって金策するあまり、複数の消費者金融でフリーローンを申し込むと、人によってはそれだけで多重債務状態になります。

それよりは、『○○銀行に融資申し込みをしているのでしばらく待って欲しい』などと具体的な金策を行っていることを支払い先に話し、猶予してもらうほうが得策です。

可能かどうかは別にして、あせって消費者金融から借入れしなければならないような状況であれば、まずは交渉してみることが先決です。

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