貸します詐欺の手口
貸します詐欺とは
『貸します詐欺』とは、まず大手金融機関を装い、DMやWebサイト・メールの広告にて低金利で融資が可能と見せかけて申込者を募集します。
非常に低い融資利率や、『無審査』、『ブラックOK』などの文言で、多重債務であっても融資を受けられるような錯覚を起こさせます。
申し込みをしてみると、『保証金』、『融資手数料』などの名目で申込者から現金を送金させます。
『信用情報機関に実績を記録するため』と称して大手消費者金融から融資を受けさせ、その現金を送金させます。
送金には普通郵便や宅配便で送らせることが多いようです。
もともと融資をするつもりはありませんので、手数料を騙し取ったところで連絡が途絶えます。
二次被害
クレジットや融資の申し込みをしたことがある人は分かると思いますが、非常に細かく個人情報を金融機関に申告しなければなりません。
大手の金融機関は個人情報保護法に基づいて、申込者から知りえた情報を管理していますが、これが貸します詐欺のグループなどに提供してしまうと、非常に面倒なことになります。
例えば運悪く手数料名目で現金を騙し取られた場合、提供した個人情報と共に『騙しやすい人物』として、同業のグループ内で売買される可能性があるのです。
そうなると、次から次に似たようなDMが来たり勧誘電話がかかってきたりします。
中には勤務先にもかかってくることもありますので、自分の個人情報をうかつに提供してはいけません。
個人情報が詐欺業者に把握されているというのは、精神面でもかなりの負担になります。
貸します詐欺に遭わないための予備知識
異常な低金利と高額融資
『実質年率1.0%で1,000万円』など、破格の低金利と大口融資を打ち出している業者はまず詐欺と思っても良いでしょう。
消費者金融や信販会社など多くののノンバンクは長期プライムレートで資金を調達し、利幅を乗せて顧客に貸し出していますが、このレート以下の金利で融資するには自己資本金以外にはありえません。
しかも、多重債務者に対して貸し出しをすることは、自己破産や貸し倒れになる可能性が非常に高いので、そんなリスクを犯すくらいならば、それ以上の利子がつく3ヶ月の銀行定期にでも預金しておいたほうがマシというものです。
自己資本を使って、もうけにならないような融資を行う金融機関は存在するはずがありません。
融資実行前の手数料
貸します詐欺の場合、低金利で大口融資という魅力的な条件をえさに、手数料を騙し取るものですが、まともな金融機関であれば保証料などは融資実行後に金利・手数料の一部に組み込まれるものです。
融資実行以前に現金を振り込ませること自体、詐欺の疑いがあると思ったほうが良いでしょう。
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